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ガーディアン新人賞
JUGEMテーマ:読書


Children of the Revolution

英ガーディアン紙は12月4日、2007年のガーディアン新人賞(Guardian First Book Award)を発表。Dinaw Mengestu(ディナウ・メンゲスツ)の「Children of the Revolution」が受賞作に選ばれた。

1978年生まれのメンゲスツは2歳のときに家族とともに、社会主義革命が吹き荒れるエチオピアからアメリカに渡った。メンゲスツはコロンビア大学大学院を卒業。

受賞作「Children of the Revolution」では、アメリカに住むエチオピア系移民の悩み多き日々が描かれている。主人公セファがエチオピアからアメリカに渡ったのは17年前。父親が強権的な社会主義政権の兵士に殺された後だ。セファは今、アフリカ系アメリカ人の住民が多いワシントンの貧困地区で、食料品店を営んでいる。セファが住むアパートの隣に白人女性のジュディスと彼女の混血の娘ナオミが引っ越してきたことで、セファの人生に転機が訪れる。

ガーディアン新人賞の賞金は1万ポンド(約230万円)。フィクションとノンフィクションを問わず、初めての著書が選考対象になる。

Children of the Revolution
(仮題:「革命の子供たち」、アメリカでは「The Beautiful Things That Heaven Bears」という書名で発表された)
Dinaw Mengestu(ディナウ・メンゲスツ)著
Jonathan Cape刊
ペーパーバック 240ページ 12.99ポンド
ISBN: 9780224079310

(2007年12月14日掲載)

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| ニュース | 19:47 | - | - | pookmark |
ベビーブーム世代、万歳!
JUGEMテーマ:読書


アメリカの有力誌ニューズウィークが、読者層のターゲットをベビーブーム世代に設定したという話を聞いたことがある。7800万ものアメリカ人が属する世代の影響力たるや、相当なものなのだろう。

昨年、ベビーブーム世代の最年長組が60代に突入した今、小説の世界でもこの世代の存在感が大きくなっている。ロサンゼルス・タイムズ紙の11月15日付けの記事「Shades of gray in fiction」によると、書店では、主人公がベビーブーム世代だったり、同世代の関心が強い問題をテーマにしたりした本が目白押しだという。

ベビーブーム世代にとって気になるのは老後の人生。主人公の年齢を71歳に設定したフィリップ・ロスの新著「Exit Ghost」を読めば、老後を考えるうえで参考になるだろう。

年老いた両親の介護も、ベビーブーム世代には切実な問題だ。アン・タイラーの「Digging to America」の主人公たちは、高齢の両親のことで思いわずらう。

ローレンス・ブロックの有名な酔いどれ探偵マット・スカダーも、今では60代後半。作家も、主人公も、読者も、みんな一緒に年をとっていく。

(2007年11月16日掲載)

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| ニュース | 21:09 | - | - | pookmark |
全米図書賞の今年の受賞作
JUGEMテーマ:読書


11月14日、全米図書賞の受賞作が発表された。フィクション部門はDenis Johnson(デニス・ジョンソン)の「Tree of Smoke」が受賞。ベトナム戦争をテーマにした624ページの大河小説だ。

ノンフィクション部門の受賞作はTim Weiner(ティム・ワイナー)の「Legacy of Ashes: The History of the CIA」。ワイナーはニューヨーク・タイムズ紙の記者で、ピューリッツァー賞受賞歴がある。「Legacy of Ashes」は、5万件以上の文書と数百人のCIA(米中央情報局)関係者の証言に基づいて記されたCIAの歴史。
 
青少年文学部門の栄冠を勝ち取ったのは、Sherman Alexie(シャーマン・アレクシー)の自伝的な小説「The Absolutely True Diary of a Part-Time Indian」。先住民居留地の学校から白人だけの学校に転校したスポーケン族の14歳の少年の物語。

詩部門はRobert Hassの「Time and Materials」が受賞。

(2007年11月16日掲載)

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| ニュース | 19:03 | - | - | pookmark |
カナダの文学賞
JUGEMテーマ:読書


Late NIghts

11月6日、カナダの文学賞「Giller Prize(ギラー賞)」の受賞作が発表された。選ばれたのはエリザベス・ヘイ(『ガルボ、笑う』)の「Late Nights on Air」。ギラー賞は、英語で書かれた長編小説を対象にした権威ある文学賞。

本書の舞台は、1970年代半ばのカナダ北部。トロントのテレビ局から小さなラジオ局に移ってきたハリーが、同僚のディドと恋に落ちる。先住民の生活を脅かすガスパイプライン開発計画の存在を知った二人は……。

Late Nights on Air
(仮題:深夜放送)
Elizabeth Hay(エリザベス・ヘイ)著
Counterpoint刊
ハードカバー 376ページ 24ドル(近日発売)
ISBN: 9781582434087

(2007年11月8日掲載)

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| ニュース | 16:00 | - | - | pookmark |
『アラバマ物語』の著者が勲章を受章
ジョージ・W・ブッシュ米大統領は10月29日、大統領自由勲章の受章者8人を発表。米文学に多大な貢献を果たしたとして、『アラバマ物語』の著者ハーパー・リーが、受章者の一人に選ばれた。授賞式は11月5日にホワイトハウスで行われる。大統領自由勲章は民間人に与えられる最高の栄誉とされる。

『アラバマ物語』は大恐慌時代のアラバマ州が舞台。語り手の少女は弁護士の父、兄と暮らす。ある日、白人女性をレイプしたとして黒人男性が逮捕される。その男性の弁護を引き受けたのは彼女の父親だった。

『アラバマ物語』は、黒人に対する差別撤廃を求める公民権運動が盛んだった60年に出版され、61年にピューリッツァー賞を受賞した。映画化もされ、63年にアカデミー賞主演男優賞(グレゴリー・ペック)など3つのオスカーを獲得した。

ハーパー・リーは作家トルーマン・カポーティの幼なじみで、彼の著書『冷血』の取材に協力した。リーは『アラバマ物語』以外の著作を出版していない。

To Kill a Mockingbird

To Kill a Mockingbird
(アラバマ物語)
Harper Lee(ハーパー・リー)著
Harper Perennial Modern Classics刊
ペーパーバック 336ページ 15.95ドル
ISBN: 9780061120084

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今年最高のビジネス書
フィナンシャル・タイムズとゴールドマン・サックスが主催する年間最優秀ビジネス書賞の受賞作が、10月25日に発表された。選ばれたのは、William Cohan(ウィリアム・コーハン)の「The Last Tycoons: The Secret History of Lazard Freres & Co.」。Alan Greenspan(アラン・グリーンスパン)の「The Age of Turbulence: Adventures in a New World」を抑えて、2007年度の最優秀賞に輝いた。

ウォール街のエリート金融マンだったコーハンが受賞作でとりあげたのは、ニューヨークの投資銀行ラザード・フレール。1848年にニューオーリンズで小売商として出発してから、一流の投資銀行になるまでの歴史が描かれる。1980年代半ば以降の行内の権力争いが興味深い。

The Last Tycoons

The Last Tycoons: The Secret History of Lazard Freres & Co.
(仮題:最後の大物たち――ラザード・フレール社の知られざる歴史)
William Cohan(ウィリアム・コーハン)著
Doubleday刊
ハードカバー 752ページ 29.95ドル
ISBN: 9780385514514

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| ニュース | 22:22 | - | - | pookmark |
芸術の秋にビートルズを読む
ビートルズの伝記に、また一つ、新たな視点が加わった。Jonathan Gould(ジョナサン・グールド)の「Can’t Buy Me Love: The Beatles, Britain, and America」だ。

グールドは元ミュージシャンで、ジャズドラマーのアラン・ドーソンに関する研究でも知られている。本書は執筆に20年近くを要した労作。

ビートルズがなぜ、前代未聞の社会現象を引き起こしたのか――著者は、ビートルズの評伝や文化史、音楽批評などを通じて、その理由に迫る。ビートルズ現象を生んだ社会背景として、アメリカのビート族やイギリスの「怒れる若者たち」、ケネディ暗殺などにも言及されている。

本書より一足先に話題になっているのが、ジョージ・ハリスンの元妻パティ・ボイドの回顧録「Wonderful Tonight: George Harrison, Eric Clapton, and Me」。ビートルズのメンバーの人物像に関する証言が読める。ハリスンからパティ・ボイドを奪ったエリック・クラプトンの自伝「Clapton: The Autobiography」もお勧めだ。

Can’t Buy Me Love

Can't Buy Me Love: The Beatles, Britain, and America
(仮題:キャント・バイ・ミー・ラヴ――ビートルズとイギリス、アメリカ)
Jonathan Gould(ジョナサン・グールド)著
Harmony刊
ハードカバー 672ページ 27.50ドル
ISBN: 9780307353375

(2007年10月27日掲載)

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未来のピューリッツァー賞作家を探せ!
10月24日、ジャイルズ・ホワイティング夫人財団(ニューヨーク)が「ホワイティング作家賞」の受賞者10人を発表した。なかには、イラン出身や「山羊飼い」といった異色の経歴の作家もいる。

この賞は将来有望な新人に与えられるもので、賞金は1人5万ドル。1985年以来、毎年、授与されている。過去の受賞者リストには、マイケル・カニンガムやジェフリー・ユージェニデスといったピューリッツァー賞作家の名前も見える。

今年の受賞者は以下のとおり――。Sheila Callaghan(劇作家)、Ben Fountain(小説家)、Paul Guest(詩人)、Brad Kessler(小説家)、Cate Marvin(詩人)、Tarell Alvin McCraney(劇作家)、Carlo Rotella(ノンフィクション作家)、Dalia Sofer(小説家)、Peter Trachtenberg(ノンフィクション作家)、Jack Turner(ノンフィクション作家)

(2007年10月25日掲載)

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みんなが選ぶ文学賞
10月22日、クイル賞(Quill Awards)の07年度年間大賞が発表された。選ばれたのはノーラ・ロバーツの「Angels Fall」。ロバーツはロマンス小説の大家で、著書の総発行部数は1億を超えているという。

2005年に誕生したクイル賞の特徴は、ピューリッツァー賞などと違って一般読者の意見が選考に反映される点。新人賞や一般フィクション賞、ロマンス賞など19の部門賞は書籍販売関係者や図書館員が選考にあたるが、年間大賞は一般読者のオンライン投票で選ばれる。

コーマック・マッカーシーの「The Road」は、クイル賞の一般フィクション賞受賞作として年間大賞にノミネートされていたが、このピューリッツァー賞受賞作も、一般投票ではロマンスの巨匠には勝てなかった。

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今年のブッカー賞は番狂わせ
10月16日、イギリスで最も権威の高い文学賞「ブッカー賞」で番狂わせが起きた。ブックメーカーによる掛け率が13倍の「大穴」が受賞したのだ。

選ばれたのは、アイルランドの女性作家アン・エンライト(45)の『ザ・ギャザリング』。本人も受賞は意外だったようで、「興奮していて実感がわかない。明朝、起きたら、歓声をあげるでしょう」と、BBCのラジオ番組で語っている。

『ザ・ギャザリング』の主人公は中年のアイルランド人女性ベロニカ・ヘガティー。彼女は、兄リアムの遺体をロンドンから故郷ダブリンに移送する。リアムの通夜に親族が集まるなか、ベロニカの心に兄の子供時代の悲劇が去来する。

エンライトは元テレビプロデューサー/ディレクター。受賞作以前に、長編小説3作や短編小説集1作、ノンフィクション1作などを発表している。

The Gathering

The Gathering
(仮題:集合)
Anne Enright(アン・エンライト)著
Grove Press, Black Cat刊
ぺーバーバック 272ページ 14ドル
ISBN: 9780802170392

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